
昭和初期、西洋医学の医師として治療にあたっていた橋本先生は、整形外科的な愁訴が治せなくて困っておりました。
先生は治らなかった患者が町の民間治療に流れていき、ある程度良くなっていく姿を見て、民間治療の実体を知りたいと思い、様々な民間の治療家に頭を下げて教えを乞うたそうです。
またその当時の医者の地位はとても高く、民間療法は西洋医学から軽視されていた状況であった為、頭を下げられた民間療法家たちは喜んで自分の持っているものを全部教えてくれました。
しかし民間療法家達は、「治せるのだけれども何故よくなるのか」という問いには答えられませんでした。
そこで橋本先生は研究を重ねていくうちに、全ての症状疾患にはボディーの歪み(からだ全体の歪み)
があり、それを正すことによって腰痛や肩こり等の症状疾患が二次的に治っていくことに気がつきました。
操体では、「症状疾患にとらわれない」という特色がありますが、その原点はここからきております。
からだの歪みが発生すると考えています。